雲海が発生する時期、ポイントは下記のような事が一般的に言われています。
- 春・秋 (坂戸山は秋の方が多い気がします)
- 夜明け前~日の出後しばらく
- 放射冷却で寒ーい日 (そのあとめっちゃ晴れる日)
- 盆地・山間地
- 風の少ない日
ずばり魚沼地域は雲海が発生しやすい場所なんです。
雲海の出る日は、夜中のうちから川より霧が立ちのぼります。
その川は、魚沼盆地を悠然と流れる魚野川です。
(他の支流ももちろん雲海を作っていると思います)
気温と川の温度の差により霧が発生するのです。
標高の高い湯沢方面に行くと、霧はだんだんと消えていくそうです。
(気温の差がなくなるのか、川の水の量の影響なのか…)
17号線の湯沢に向かう赤坂という峠あたりから霧は消えてしまうそうですね。
面白いですね。
坂戸山の高さは雲海に埋もれず、登頂すれば、雲海を下に見ることができる絶好の山と言えるでしょう。
しかも、坂戸山は1時間半ほどで気軽に登れる市民に愛される山です。
重装備で気合いを入れて登らなくてもいい山でこんなに美しい雲海を気軽に見れるなんて最高ですね!
※気軽に、と言っても、寒暖に合わせた服装、水分補給、体調管理などには気をつけて登ってください。
※また、付近では熊が出ることがあります。ラジオをかけながら、または鈴を持つなどして対策をお願いします。また、坂戸山登山口駐車場は民家がすぐ近くです。早朝の騒音には十分気をつけてください。
復習しますと…
春、秋が多いようです。
坂戸山は秋・晩秋がいい気がします。
秋の方が出現率が高い気がします。
それに秋は紅葉も一緒に楽しめるのでおススメです(^^)/
時間は、夜明け前~日の出からしばらくまでです。
太陽が上がってしまうと同時に、雲海も徐々に晴れていきます。
その様子もとても美しいです。
また、坂戸山の雲海見物のいいところは、
車で気軽に行けないところです。
多少の苦労があってたどり着いた先に、美しい雲海が待ち受けている。。。
そのストーリーが大事なんですよね。
スキー場やスカイラインはなんだったら車でいけちゃいます。
もちろんそれでも雲海は美しいです。
ですけど、人間って不思議ですね。
苦労して得た成果というものは、喜びが何十倍にもなるものなんです。
ぜひ、坂戸山に実際に登って、ご自分の目で、雲海をご覧になってください。
きっとまた、何度もまた、登りたくなる山となるでしょう。