2017.10.9 mon. 光芒を待つ楽しさを発見。BY AKANE-DESIGN – Mt.Sakado UNKAI(坂戸山 雲海)

午前5時36分。 坂戸山城下の町はまだ薄暗い…

ネオン雲海を撮りたかったけど、そこまではいかない感じ。

 

でも、早く行けばいくほど、収穫やご褒美が大きい!

それが雲海ハントの魅力。

魚沼スカイラインへ行ってまいりました。

 

六日町の街中は濃い霧に覆われていたけれども、

登ってみると、だんだんと薄れていっている。

しかも、霧を抜けて山へ登ってみたら、さらに上空に分厚い雲…

それゆえ、辺りはどんより暗い。

 

しかし。雲間から、太陽が覗く瞬間も、時々ある。

少し肌寒いが、もう少し粘るか…

清水峠の方は空が明らんでいて、濃い橙色…

なんだか、あの向こうに黄泉の国がありそうだ。。。

まだ月も見える。

 

今日は先客が2名いらっしゃいました。

楽しく話をしているうちにどんどん時間が過ぎて…

こういう楽しみ方もあるんですよね。

 

「おめさん、地元? どこんしょだ」

 

みたいなね。珈琲片手に、撮った写真をみせてくれる。

 

ひとつ、心を大きく動かされた写真があった。

魚沼市の雲海(滝雲)で有名な、枝折峠?…

 

違う。なんと、魚沼スカイラインだそうだ!!

六日町側から、十日町側へスカイラインをまたぐ、滝雲であった。

 

これはやばい。すごいものを見てしまった…

 

「これは滅多に出会えない。滅多に撮れない。」

 

とおじ様はおっしゃっていました。

いつか、出会いたい。。。! そう強く思った。

 

あ、明るくなってきた!!

きてるきてるきてるーーーー!

 

霧も飯綱山へ向かって流れ、濃くなってきている。

おじさまたち曰く、「光がないとおもしくないんだよな」

うむ。確かに。

 

来るね。

来ているね。

来ました!光芒。ビビッドでないけれど。

光が差すと、雲海はもっと魅力を増す。

良かったぁ。。。

待ってて良かった。

 

おじさまたちに会えてよかった。

「今日は美人の新人もいるよ」とおじさまはカメラ仲間と電話している。

「美人」そこだけは聞き逃さない。(笑) 耳をダンボに(^^)

 

今回は、「時を待つ」ということの楽しさを知りました。

おじ様たちは、夜中からここにはっています。

私たちみたいに、ハントするというより「長い時間をかけてその時を待つ」という感じ。

たしかにこっからこうなるか?光がどうなりそうか、雲がどう動きそうか。

お話ししながら待っているのは楽しいです。

そして、いいシーンを見れても、撮れても、「もっといいシーンがあるかも」と欲が増していくんですよね。

 

 

帰ります。

一秒、一秒、変わる風景。

見飽きなくて、おじさまたちとの別れも惜しく。

長居してしまいました。

 

せっかく来たので、栃窪の棚田経由で帰宅。

※栃窪の棚田の向こうに、うっすらと、雲海・坂戸山。

 

今回のハンターは、

でした!

 

 

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